ファイナンシャルプランナーだから安心?

保険を考える前に:生命保険と公的保障

ファイナンシャルプランナーズ協会は平成13年に発足し約20万人の会員、プランナーがいます。もう一つ公的な資格としてFP技能士もあります。多くの金融機関の社員がこれらを保有しています。ただここで注意が必要なのはその人は保険を販売する人かどうかです。資格と知識を持つ人間に説明されると商品自体が複雑で難解な生命保険の必要性が高まり過ぎていないかの検証は難しくなります。その人から「がんになる人が増えています」(高齢化が進めば当然の帰結)と不安を煽られると生来不安に感じる遺伝子を引き継いでいる日本人は安心するために必要以上に保険に入ってしまいます。保険を販売しない立場の人からのアドバイスを受ける機会は滅多にないため殆どの人が無条件にファイナンシャルプランナー(営業員)を信用してしまいますが、まずは国の公的保障である厚生・国民年金と健康保険と会社の健康保険と福利厚生制度の4つを確り確認することが長い一生で平均2000万円払ってしまう生命保険料を節約するポイントになります。優秀なファイナンシャルプランナーとは売る側である保険会社から見た高額、多件数の販売を行う人物である事を知りましょう。

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