保険と関係ないテーマと捉えられるかもしれませんが最終章では人生におけるお金に価値についてのお話をさせて戴きます。保険も人生における家計の一部として公的保障と言う強制保険と民間保険と言う任意の保険があり、長い人生の中で100%の人が関わらざるを得ない物なので、その保険に対する「損をしない」考え方のヒントになれば幸いです。
人生の幸福と保険について
幸せと保険について説明・・・・・・・・・・
幸福になる3要素とは
ダイバーシティが標榜され様々な考え方が有る現代ですのでこれは一つの考え方ですが「幸せ」を明確化出来る一つの考え方として一読ください。
人生の優先順位を一番目に自分の「命」二番目を人との「絆」そして三番目に保険を含む「お金」とすると人生の迷いや不安が激減します。この順番は決して入れ替わることなくあくまで自分の命が人生の最優先順位と位置付けます。遺伝子的には子孫の命のために自分の命を投げ出す事もあり得ますがそれは人生の終了となり自分の幸福につながる選択肢とはなりません。また例えば子との絆のためにと体力的精神的に無理をしてお仕事を頑張り過ぎて健康を損なってしまっては、返ってお子様に迷惑をかけてしまいます。またお金を1番目にすると絆と健康の無い人生を目指してしまい病院のベッドでお金で健康や命をを買えないことを後悔する人生となってしまいます。
健康と人とお金
令和4年の自殺者の動機1位は健康問題、2位は家庭問題、3位は経済問題でした。人生の悩みは正に命と絆とお金の3部門ともいえると思います。 この3つの順位は奇しくも先ほどお話しした人生における優先順位と全く同じです。悩みの種でもあるこの3つを先ずは確りと日々の生活の中で順位づけてその他のことを考えすぎず、またどちらを優先すべきかを判断する基準とすると不安から解放されやすくなります。あまり気乗りしない人との付き合い(2位「絆」)で悩むならば自分の精神状態と言う「命(1位)」を優先してその人との付き合い「絆」より優先した方が精神衛生上も健康でいられます。また買いたい物が有っても「金(3位)」が必要だとしても、無理して残業して体(命(1位))を痛めては購入したものを楽しめない体調になっては元も子もありません。
経済的不安と保険
お金への不安と保険の関係性を紹介します。
保険で不安は無くならない
結論から申し上げて保険で不安は無くなりません。むしと「保険貧乏」と言う言葉が長年存在しているように保険に入るほどお金は減るのです。
①生物学的根拠
幸せを感じる遺伝子としてセロトニンが有るのはご存じの方も多いと思います。そのセロトニンを運ぶセロトニンポータブル遺伝子は3つの型がありLL型LS型SS型とLはセロトニンを多く運ぶロングのLが2つ組み合わされたLLサイズを表しているのに対しSS型は短いショートを表すS2つの組み合わせです。
②世界で最も不安を感じる日本民族の遺伝子
世界中でSS型の占率が最も高いのが日本人である事は最新の生物学により判明しています。その原因としては1説では古代から火山列島でもある日本に先祖代々から住んでいる為とする説が有力と言われています。また全く違う学説で遠方に移動する民族は不安を感じない、と言う学説もあり大航海時代に欧州の中で北米大陸に移民しようとしたのは楽観的な思考回路の持ち主達だったためアメリカの子孫たちは楽観的な人が多いと言う学説があり、古来よりその土地に根付き移動しない農業を主業とし戦国時代や江戸時代を通じて「藩」の中から出ることのなかった日本人は不安を感じやすい人が多く占める一因となったとするものもあります。
自身の遺伝的特徴を知り人生の優先順位を明確にして不安を無くそう
我々日本人は不安を感じやすく他の国々の人はそれほど不安に感じないので我々程保険に入っていないことを知りましょう。世界中の人間の内、日本人は1.7%ですが世界中の保険料の内、日本人の支払っている保険料は10%です。世界の平均の6倍払っています。平均的地球人が居たら「そんなに不安がって保険料を払って。返って貧乏になってるよ」と言われるのではないでしょうか。
①家族で社会保険を学ぼう
先ずは金融庁の公的保険ポータルサイトをご夫婦、親子で一緒に見てみましょう。いかに日本の公的保障が厚いかが分かります。厚生労働省、日本年金機構、全国健康保険協会(又は健保連)の4つにはYouTubeを含めた各種動画で分かり易く解説しています。人生設計の1つでもある保険を考える際に先ず1階の設計図である公的保障を明確にせずに2階3階の民間保険を考えると土台が間違っていることとなり、わずかな保険料でも100歳時代では、大変大きな「損」となって自分に降りかかってきます。
②勤務先の健康保険と規定を見ましょう
次に勤務先が健康保険組合なら簡単に健康保険組合のホームページが見れます。協会の人は所属する健康保険協会のホームページを探してください。そのどちらでも「働けなくなったら」や「医療費が高額な場合」のページを必ず見てください。医療保険制度の基礎知識|知って得する!?健康保険|けんぽれん[健康保険組合連合会] (kenporen.com) 基礎知識として最初に抑えるところとなります。
次に勤務先が健康保険組合なら簡単に健康保険組合のホームページが見れます。協会の人は所属する健康保険協会のホームページを探してください。高額な医療費を支払ったとき | こんな時に健保 | 全国健康保険協会 (kyoukaikenpo.or.jp)そこで「働けなくなったら」や「医療費が高額な場合」のページを必ず見てください。日本の健康保険は世界の中でも保障が厚い方です。また強制保険として一生が守られているのでこの仕組みを理解する前に生命保険を検討しては損します。ご自身の健康保険証が健康保険「組合」なのか「協会」なのかで見るサイトが違いますのでご注意の上ご覧ください。
そして次に大事なのが「社内規定」です。勤務先の社内規定は誰でも見られることが会社に義務付けられていますので総務に問い合わせる等すれば確認が可能ですので「死亡退職金規定」「弔慰金規定」または「団体定期保険規定」を確認し社員として死亡した場合に遺族に支払われる金額を確認しましょう。働き盛りの30~40代なら2000万円の死亡保障を「会社が団体定期保険と言う保険料を負担」してかけている場合もあるのに勤務している社員で知っている人はおそらく5%も居ないのが実態です。せっかく会社が賭けてくれているのにその存在を「知らないと損」してしまいます。
給与明細を見て厚生年金や健康保険の欄をみてご自分が「社会保険」と言う保険に既に入っている実感を持ちましょう。マンガ北斗の拳の様に「お前は既に入っている」のです。100%の強制保険に一生入っている現実確認から任意の民間保険を検討するのが損をしない保険の考え方の結論です。
まとめ
将来に不安を抱え、経済的な問題で悩んでいる人の役に立ちたいとこのブログを立ち上げました。バブル後の経済不振から日本人の今後の減少を総合的に考えても決して楽観的ではありませんが、だからと言ってむやみに不安がって悲観しても幸せにはなれません。また金融機関の人の「不安あおり営業」に煽られて不要な保険料を払う必要もありません。金融機関としての保険業界に30年以上所属して多くのお客様や同僚と接してきて分かった事をお伝えして若い人たちのお役に立てればと始めたブログが一人でも多くの穂とのお役に立つことを願ってやみません。
結論としては多くて3つの保険に入れば十分と言うのが私の結論です。①個人賠償保険②地震付火災保険③子供が居る世帯の掛捨て定期か収入保障保険の3つです。それぞれ比較サイト等でお選びいただければと思いますが余計な特約は不要です。最も少ない保険料でシンプルに加入する事が人生のコスパもよくします。火災保険の加入方法も別途ご説明いたしますのでご確認ください。